ランナーズハイを感じやすくする5つの習慣とは

ランナーズハイを感じていた頃は楽しかったなあと思っていませんか。もちろんばっきーも思っています。どうやったら取り戻せるかなあ,,,
というわけでみなさん。昔みたいな“あの高揚感”が感じられない、走ってるけど、なんか淡々としてるだけ…、とか感じていませんか?そんな“ハイ難民”になってしまったあなたへ今回は、脳に再び快感を届ける5つのリセット習慣を紹介していきますよ!
🧠なぜ“ハイ”は遠のくのかはこちら

前回紹介したように、ランナーズハイが感じにくくなる理由には以下のような背景があります:
- 神経適応で脳が刺激に慣れる
- 幸福の基準(ヘドニック・セットポイント)が上がる
- 同じコース・強度での“刺激マンネリ”
つまり、脳が「もうこの刺激、知ってるよ」とスルーし始めている状態。でも逆に言えば、「新しい刺激」を与えてあげれば、また快感は蘇るんです!
脳を目覚めさせる!ランナーズハイ再起動の5つの習慣
1|「変化」は最大のスパイス

脳は“予測できない刺激”に対して快感物質を分泌しやすい性質があります。つまり、いつもと違うことをするだけで、脳のスイッチは入りやすくなる!というわけですね。ということでいつものランに刺激を加えていきましょう。
🌀おすすめのランニング変化アクション
- 新しいランニングコース:自宅からのスタートをちょっと変えて、海沿い、山道、裏道探検なんかどう?
- 朝⇄夜ランをスイッチする
- 「音楽 or 無音 or ポッドキャスト」など聴くものを変える
- イベント参加やグループランで“社会的刺激”をプラス
2|ちょっとツラい「インターバル」で脳をゆさぶる

β-エンドルフィンもアナンダミドも、ある程度の負荷の後に分泌されやすいことが知られています。ぬるま湯のようなジョグでは、脳が目覚めない!?というわけでやっぱり息をハアハアさせて大汗をかいてみましょう!
🔥おすすめメニュー
- 400m×6本インターバル
- 1分全力→2分回復ジョグ×5セット
- ビルドアップ走:徐々にペースUPしていく練習
3|「没入できる環境」を作る

次回で説明する“ゾーン”や“フロー”といった集中状態は、ランナーズハイと非常に近い状態です。外部のノイズを減らして、走りに全力でハマる時間を作ってみましょう。
🎧おすすめの集中タイム演出
- 同じ曲をループ再生して“時間感覚”を飛ばす
- ポッドキャストで意識を分散→自然にランへ集中
- 景色が変わるコースで五感を刺激(例:季節の花が咲く道)
4|「気分が沈んだ日」こそ走ってみる

ストレス・落ち込み・不安…。実はこれ、ハイを引き出す大チャンスというわけです!脳が「なんとか回復しよう」と、癒しホルモンを積極的に分泌しようとするからだそう。なのでランナーのストレス発散はランニング!マイナスをプラスへ、さらにハイ状態までゲットしちゃいましょう!
🌧こんな時、むしろ走るべし
- 仕事で凹んだ日
- 人間関係でモヤった日
- 夜、眠れそうにないとき(ただし睡眠前のランは不眠の原因なのでやりすぎ注意)
5|“先にご褒美”でドーパミンを呼び出す

「走ったあとに○○しよう」と想像するだけで、脳は“ご褒美”を予測してドーパミンを先出しします。報酬は“後”じゃなくて、“前”に想像するのがコツ!そしてしっかりと裏切らないことも大事ですよ!
🍦おすすめのご褒美演出
- ラン後のカフェラテ・クラフトビール・プロテインスムージーなど自分にとってのちょっと贅沢メニュー
- お気に入りのYouTube・アニメ1話解禁
- サウナ or ゆっくりお風呂+スピーカーで音楽
まとめ:走ることは、“刺激設計”でいくらでも楽しくなる

ランナーズハイを感じられなくなったあなたに必要なのは、「やる気」じゃない。ただ、脳が飽きてしまっただけなんです。新しいコース、新しい刺激、新しいご褒美…。脳に「おっ、これはちょっと違うぞ」と思わせる工夫を、今日から1つ取り入れてみませんか?そしてまた、あのランナーズハイ〜無敵感〜と再会しましょう。どうです一つくらいはできそうなのあったでしょ?

自分にご褒美あげるの得意!罪悪感なく大好きなパン食べるために走ってるもんね!

次はランナーズハイに似てるけど実は違うあの現象を解説していくよ!

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