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ランニング×クロストレーニング:筋トレ・バイク・スイミングとの比較と活用法

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ランニングは、フィットネスや競技スポーツのトレーニングの一環として多くのアスリートに取り入れられています。しかし、ランナーにとって筋力トレーニングロードバイクスイミングなど他のトレーニング方法はどのような特性を持ち、どのような利点欠点があるのでしょうか?この記事では、ランニングの特徴を他のトレーニングと比較しながら解説し、ランニングを中心としたクロストレーニングの方法についても考察します。

ばっきー
ばっきー

ランニングを続けているとケガなどでトレーニングが中断されることあるよね。そんな時に他のトレーニングを取り入れるとランニングにどのような影響を及ぼすかをまとめてみたよ。

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1. ランニングの特性と他のトレーニングとの比較

1-1. 筋力トレーニングとの比較

ランニングの強み:

  • 持久力を高めるのに適しており、心肺機能を強化できる。
  • 有酸素運動として脂肪燃焼が促進される。
  • 筋力トレーニングと異なり、長時間の運動が可能。
  • 特殊な環境を必要としないためどこでもトレーニングできる

ランニングの弱み:

  • 筋肥大(筋肉の成長)には向かないため、筋力アップを目的とする場合には不向き。
  • 過度なランニングは筋肉の分解(カタボリック)を引き起こす可能性がある。
  • 上半身の筋力強化には貢献しづらく、特に腕・肩・背中の筋肉は鍛えにくい
  • 筋力トレーニングと比べて、特定の筋肉への負荷をコントロールしにくい。
  • 外環境では天候などに影響されやすく、家から出るという心理的ハードルが高い時がある
こゆきさん
こゆきさん

筋トレはボディメイクをメインとする人以外にとってはすべての競技のベースになるからランニングと比較して、というよりはうまく取り入れていきたいトレーニングだよね。

1-2. ロードバイクとの比較

ランニングの強み:

  • 単位時間あたりのカロリー消費量がロードバイクより高い
  • 特別な装備が必要なく、すぐにどこでも行える。
  • 下半身の関節や骨に適度な負荷がかかるため、骨密度の向上に寄与する。
  • 事故のリスクが低い

ランニングの弱み:

  • 衝撃が大きく、膝や足首に負担がかかるため、怪我のリスクがある。
  • 長距離走ではエネルギー消費がロードバイクより高く、疲労が蓄積しやすい。
  • 長時間のランニングではフォームが崩れやすく、姿勢の維持が難しくケガのリスクとなり得る。
  • ロードバイクなどでの高負荷ペダリングトレーニングは、筋力トレーニングとしてランニングより効果的(かもしれない)、少なくともケガのリスクは低くトレーニングできる。
ばっきー
ばっきー

よく峠走に行くとロードバイクの人と一緒になって速くてかっこいいなあと思うけど、向こうはランナーのことどう思ってるんだろって気にならない?ランナーはロードバイクの下りが楽そうでいいなあと思うけど、向こうはランナーの登りが楽そうでいいなあって思ってるのかなあ。

1-3. スイミングとの比較

ランニングの強み:

  • スイミングよりも実生活での移動手段として活用しやすく、特殊な環境を必要としないためすぐに取り組むことができる。
  • (消毒などの対策はされているが)感染症のリスクはプールなどでのトレーニングに比較して少ない。
  • 浮力がないため、自重を支えながら下半身の筋力・持久力を向上できる。
  • 地面を蹴る動作があるため、速筋・遅筋ともに鍛えられる。

ランニングの弱み:

  • 水泳と比較して関節や筋肉への衝撃が大きく、膝や足首の怪我が起こりやすい。
  • スイミングは全身運動であり、特に上半身の筋力強化にはランニングより優れている。また同じ時間で比較した場合、スイミングはランニングよりも約25%高いカロリー消費効率があるとされている。
  • スイミングの方が呼吸をコントロールする能力が向上しやすく、持久力向上の面で有利な場合もある。

1-4. その他のスポーツとの比較

  • 登山・トレイルランニング:ランニングに似た有酸素運動だが、登山は筋力トレーニング的要素も強く、下半身のパワーや体幹の強化につなが特にふくらはぎや大腿四頭筋ハムストリングスの強化に優れる。標高変化による持久力向上も期待できる。しかし下半身の筋肉肥大がランニングにおけるスピードや効率においてメリットにつながっているかは議論の余地がある。
  • 縄跳び心肺機能向上に役立ち、ジャンプ動作により足の筋肉が鍛えられる点はランニングと似ているが、短時間での負荷が大きく、高強度インターバルトレーニング(HIIT)の要素が強い。
  • スキー(クロスカントリー)全身の筋力と持久力が向上し、特に寒冷地でのトレーニングとして有用。上半身の強化もできるため、ランニングよりもバランスの取れた筋力向上が可能

2. クロストレーニングの有用性

ランニングには多くの利点がありますが、単独でのトレーニングでは限界もあります。そこで、他の運動を組み合わせる「クロストレーニング」が有効です。

ばっきー
ばっきー

ランニングを継続するだけでも速くなることが期待できるけど、色々なトレーニングをうまく組み合わせたクロストレーニングケガのリスクを抑えながらさらにパフォーマンスアップが狙えそうだよね。

2-1. ランニング×筋力トレーニング

  • 下半身の筋力を向上させることで、ランニング時の推進力が増し、スピード向上に寄与。
  • 体幹や上半身の強化によって、長時間のランニング時のフォーム維持が容易になる。
  • 怪我の予防として、特に膝や足首を支える筋肉の強化が重要。

2-2. ランニングに有用な筋力トレーニング

ランニングのパフォーマンス向上や怪我予防には、適切な筋力トレーニングが不可欠です。特に以下の筋群を鍛えることで、ランニングの効率を高めることができます。

2-2-1. 下半身の強化
  • スクワット:大腿四頭筋、ハムストリングス、臀筋を鍛え、ランニングの推進力を向上。
  • ランジ:バランス力を鍛えながら、大腿四頭筋と臀筋を強化。
  • カーフレイズ:ふくらはぎを鍛え、長距離走時の安定性を向上。
2-2-2. 体幹の強化
  • プランク:体幹を安定させ、長時間のランニング時のフォーム維持に役立つ。
  • ロシアンツイスト:腹斜筋を鍛え、ランニング中の体幹のねじれをコントロール。
  • ヒップリフト:骨盤の安定性を高め、着地時の衝撃を吸収しやすくする。
2-2-3. 上半身の強化
  • 懸垂(プルアップ):腕振りの力を高め、効率的な推進力を生む。
  • プッシュアップ(腕立て伏せ):胸筋・肩・腕の筋力を強化し、姿勢の維持を助ける。
こゆきさん
こゆきさん

下半身の強化をしてケガをしない体を作ったり、ランニングだけでは鍛えにくい上半身をトレーニングしてバランスよく体を使えるようになるといいね。

2-2. ランニング×サイクリング

1.低負荷での心肺機能維持とリハビリテーション効果

下肢の故障期間中に、自転車エルゴメータを用いたトレーニングを実施した長距離走選手の事例研究では、ランニングと同等の主観的運動強度を意識してトレーニングを行った結果、復帰後に自己ベスト記録を更新することができたと報告されています。 そのためロードバイクトレーニングは、ランニングによる下肢への負担を避けつつ、心肺機能の維持や向上に有効であること言えます。筋疲労の分散によって、オーバートレーニングを防ぎつつパフォーマンスを向上することが期待できますね。

2. 筋力トレーニングとしての有効性

高負荷での自転車エルゴメータによるペダリングトレーニングは、筋力トレーニングとして有効であることが示唆されています。 これにより、特に下半身の筋力強化を図る際に、ロードバイクトレーニングが効果的であると考えられます。また股関節周囲の柔軟性向上やトレーニングとなるためランニングのパフォーマンスアップにも繋がると考えられます。

3. バランス能力や呼吸機能の向上

主観的運動強度を用いて週2回以上6週間のロードバイクトレーニングを行った場合、バランス能力や呼吸機能の向上が見られたとの研究があります。 これらの能力向上は、全身の調整力や持久力の向上に寄与する可能性があります。

ばっきー
ばっきー

一番おすすめのクロストレーニングはこのロードバイクやエルゴメーターを使ったトレーニングだね。故障中のトレーニングにも効果は抜群だ!ロードバイクを始める時はぜひ経験者に教えてもらうのがいいと思うよ!

2-3. ランニング×スイミング

1. 関節や筋肉への負担軽減(リカバリー効果)

スイミングは水の浮力によって関節や筋肉への衝撃を抑えながらトレーニングできるため、ランニングによる蓄積疲労を軽減できます。特に、膝・足首・股関節へのストレスを減らしながら心肺機能を維持・向上できる点は大きなメリットです。

2. 心肺機能の向上

スイミングは呼吸を意識的にコントロールする必要があるため、酸素摂取能力(VO₂max)や肺活量の向上に貢献します。特に自由形(クロール)では、呼吸のタイミングを調整することでランニング時の呼吸の効率化にも役立ちます。

3. 上半身・体幹の強化

ランニングは主に下半身の筋肉を使いますが、スイミングでは肩・背中・腕・体幹(コア)など上半身の筋力も強化されます。これにより、ランニング時の姿勢が改善され、フォームの安定性が増します。

4. 柔軟性の向上

スイミングは関節の可動域を広げ、特に股関節や肩の柔軟性を向上させるのに役立ちます。これにより、ランニングのストライド(歩幅)が改善され、効率的な走りにつながる可能性があります。

5. リハビリ・ケガ予防

ランニングによる過負荷や故障(シンスプリント、腸脛靭帯炎、足底筋膜炎など)が発生した際、スイミングは低負荷のリハビリとして効果的です。また、定期的にスイミングを取り入れることで、ケガの予防にもつながります。

6. 筋持久力の向上

スイミングは水の抵抗を利用した運動であり、ランニングでは鍛えにくい筋肉も強化できます。特に、ふくらはぎ・ハムストリングス・大腿四頭筋・臀筋など、ランニングのパフォーマンス向上に重要な部位が鍛えられます。

7. 精神的なリフレッシュ

ランニングばかりしていると精神的な疲労やモチベーションの低下が起こることがあります。スイミングは陸上と異なる環境での運動になるため、新鮮な刺激を与え、メンタルのリフレッシュにも効果的です。

おすすめのスイミングトレーニング

ランナー向けに特に効果的なスイミングメニューの例

  • インターバルトレーニング(短距離を速く泳ぐ → 休息 → 繰り返し)→ スピード向上
  • 長距離スイム(1000m以上の持続泳)→ 持久力強化
  • キックドリル(ビート板を使い脚だけで泳ぐ)→ 脚力強化
  • プルドリル(プルブイを使い腕だけで泳ぐ)→ 上半身と体幹の強化
こゆきさん
こゆきさん

こゆきもだけどスイミングに抵抗が多い人は多いと思うな。だけどメリットも多いトレーニングだし余裕があればやってみたいなあ。

3. まとめ

ランニングは手軽に始められ、持久力向上心肺機能の強化に優れたトレーニングですが、筋肥大上半身強化には向いていません。他のトレーニングと組み合わせるクロストレーニングを取り入れることで、より効果的なフィットネスプランを作ることができます。自分の目的に応じて適切なクロストレーニングを取り入れ、よりバランスの取れたトレーニングを行いましょう。

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