一昔前はNIKEのトレイルシューズはあっても、あまり有名ではないものが多く、トレイルホースなど今はほとんどが廃盤になっているようなシリーズを展開していました。ヴェイパーフライなどがでだした時からみんなその性能がトレイルシューズにも来ないかなあと期待していて、ついに搭載されたのがZoomXというミッドソール。高反発で軽量なこの素材はトレイルだけではなくトレイルを繋ぐロードを快適に走れると大人気になりました。それまでトレイルシューズはトレイルでの接地感覚をよくする薄いミッドソールが主流でしたからね。で、満を持して登場したカーボンプレート搭載シューズも2年前くらいに出ていますが、ヴェイパーフライなどと比べてはあまり流行りませんでした。やっぱりトレイルではHOKAとかが人気でまだまだNIKEのシェアが低いのかなあと残念な気がしてたまりません。なのでNIKEのおすすめトレイルシューズを紹介していきます!
Nike Zegama Trail2
山を登り、森を抜けて、トレイルの頂上へ。 反発性抜群のZoomXフォームミッドソールを搭載したゼガマ トレイル 2は、急な尾根、ギザギザの岩場、登山口から頂上までのレースを制覇するためのデザイン。 最適なクッショニングが頑丈なアウトソールを引き立てる、トレイルランニングに最適なシューズです。 現在進行中の #IYKYKシリーズの一環として、特別なデザインで登場。 海岸沿いの灯台を頼りにピレネー山脈を地中海からカンタブリア海へと横断するGR 11のルートにインスピレーションを得た一足です。
重量:320g(メンズ28cm) 264g(ウィメンズ25cm)
(nike.com)
今一番気に入っている靴がゼガマトレイル2だよ
ゼガマトレイル2はゼガマ(前作)からアウトソールをVibramのメガグリップに変更しさらに使いやすくなったNikeで今2番目にスピードが出る(個人の感想)シューズだよ。前作はこのアウトソールが非常にダメな素材で、滑りまくっていたんだ。個人的にゼガマを履いてスリップすることを「ゼガマる」って言っていたくらいだからね。それが下で紹介するUltraFlyにVibramソールが採用されることによって、なんだNikeにもVibramソールを採用することができるんじゃん!となって登場が期待されていたよ。
ミッドソールにはロードシューズでお馴染みのZoomXフォームが採用されていて、クッション性が抜群。それでいて接地の感覚がそこまで鈍ることはなく、Vibramソールによって滑ることもなくなったのでズンズンと下っていくことができるよ。でも一番はトレイルとトレイルの間のロードが全くのストレスフリーで走ることができる、というのが強みだね。なんたってトレイルシューズはかたい靴が多かったからね。レースでも80%のトレイル率だったら残りの20%はロードなんでしょ?だったらこの靴の出番だよ。
というわけでこのシューズは主に練習やショートからロングのレースにもピッタリだよ。
Nike UltraFly
目の前の道のりが前途多難な状況になっても、壮大な目標をしっかりアピール。 ランニングの世界で最高のスピードを生み出すための素材と、1位を獲得するために必要なアイテムを組み合わせた、新しいチャンピオンシップトレイルレースシューズ。 自然の中で頂点を極めたい人に、抜群のスピードや持久力など、最高のパフォーマンスを提供します。
重量:300g(メンズ28cm)
(nike.com)
続いてはNikeで一番高いトレイルシューズだね
説明文書通り、これはトレイルシューズ界のヴェーパーフライ、アルファフライと言っても過言ではない靴なんだね。性能はもちろん値段もっていうところもね。そしてなぜかウィメンズは出さないというびっくり仕様なんだ。
もちろんミッドソールはZoomX、そしてミッドソールの間にカーボンFlyplateが挿入されているよ。ただヴェーパーフライたちのようにズンズン進む推進力を感じられるかといえば、そうではないので要注意。おそらくトレイル用にチューニングされていて、バランスをとっているんだと思うな。なのでロードでの走りやすさは上のゼガマトレイル2とそんなに大きくは違わないよ。
そしてもちろんアウトソールはVibramのMegagirpで独自のUltraflyソールになっていて軽量化も図られているらしい。これはもうグリップに関しては全幅の信頼をおいて下りを勢いよく下っていける仕様になっているよ。
やや前足部が大きくなっていて、ちょっとフィット感が合わないというのが正直なところだったかな。前足部が大きい人にとってはいいかも。踵はちょうどいいフィット感だよ。
そして一番の特徴はめちゃめちゃ汚れを吸収してくれる(嫌味)ミッドソールを包み込む素材だね。これは耐摩耗性のために使用されている素材なんだけど、一回泥を吸収すると洗っても泥の色が薄く残ってしまう布みたいな素材なんだ。これが唯一無二の欠点だね。夏になるとメッシュアッパーも若干の通気性の悪さを感じるよ。
というわけでこのシューズは汚れやすいという点からも普段の練習用ではなく、レース用!そして汚れたらすぐに洗うこと!の2点を理解しておくのがアドバイスかな。
Nike Pegasus Trail5 GTX
悪天候時のトレイルランニングで防水性を発揮する、冬仕様のペガサス トレイル 5。 防水性に優れたGORE-TEXのアッパー、あらゆる地形に対応するアウトソール、全体にあしらったリフレクティブ(再帰反射)素材のデザインで悪天候でも快適に過ごせます。 ReactXフォームミッドソールにより高反発のクッショニングを提供し、エネルギッシュな履き心地を実現します。
重量:300g(メンズ28cm) 253g(ウィメンズ25cm)
(nike.com)
3つ目はゴアテックス採用のトレイルシューズだよ
普段のトレーニング用にペガサストレイルをピックアップ!雨の日用にゴアテックスシューズを一足用意しておくと走りに行きたくなるよね(?)ペガサストレイルはロードシューズもそうなんだけどやっぱり安定感が抜群でバランスの取れた一足だよ。
ReactXフォームを使用していてクッションは全く問題なし、かたすぎることも反発がなさすぎるっていうことも感じなかったかな。で一番良かったのはフィット感が良かったこと。やっぱりトレイルシューズもフィット感が大事で、全然あっていないと上りはいいけど下りが思うようにいかないってあるよね。個人的にだけどこの靴は今回の3足の中で一番足にフィットしていた感じがするよ。
ただ言いたいのはゴアテックスモデルなのにソールがそんなにグリップがないこと。Vibramを体験するとやっぱり物足りない感じは否めないよね。Nikeのトレイルは全部Vibramにならないかなあ。
というわけで今回も3足紹介してみたよ
ぜひ参考にしてみてね!
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