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今回はアディダス(adidas)からレーシングモデルのおすすめシューズを紹介していくよ。NIKEやasicsに劣らずフルマラソンや箱根路などで有名選手がチョイスするようになってきたので実力は言わずもがなですが、そのスペック差に注目していくね。
ADIZERO TAKUMI SEN10(アディゼロ 匠 戦 10)
ADIZERO TAKUMI SEN(アディゼロ匠戦)はグラスファイバーロッドであるENERGYRODS2.0とLIGHTSTRIKE PROクッショニングを組み合わせたモデルで軽量なのが特徴的だ。これらのテクノロジーによってレーシングモデルの中でも軽量で、かつ高反発のため10kmやハーフマラソンに焦点を合わせたモデルになっている。また軽量性は坂道が多いレースなんかでも役に立ちそうだ。
スペック:重量 メンズ201g(27cm)/レディース166g(24cm) ドロップ メンズ6mm/レディース6mm
ADIZERO PRIME X2.0 STRUNG(アディゼロプライムX2.0ストラング)
まず注意して欲しいのが、「世界標準のレース規定に縛られず、イノベーションを結集」という公式の謳い文句のようにエリートランナーが公式レースでは使用できないのがこのシューズだ。なぜならルール度外視でこのシューズを作っているから。それでは見ていこう。
まずSTRUNG(ストラング)とはアッパー素材で、アスリートのデータをそれぞれのニーズに合わせて微調整し素材に反映するテキスタイル技術と説明されている。つまりフィット感は抜群にいいと理解して良いだろう。
ミッドソールはLIGHTSTRIKE PROを3層構造にしスタックハイト50mmの超厚底に仕上げている。そしてその3層構造の中にはカーボンプレートが2枚挟まれており、スーパー、いやハイパー反発性を実現している。つまりこの部分がルール度外視なのだが、我々アマチュアには比較的大きなマラソン大会で優勝でもしない限り関係ないのだ。(ちなみにWAワールドアスレチック準拠の陸連ルールで、道路競技では40mmの靴底の厚さ、カーボンなどのプレートは1枚までと決められている)。
ぜひ一般ランナーが未知のスピードを味わうのに試してみてほしい一足だ。
スペック:重量 305g(27cm) ドロップ 7mm
ADIZERO ADIOS PRO3(アディゼロ アディオス プロ3)
ADIZERO ADIOS PRO3(アディゼロ アディオス プロ3)はアディダス最高峰のレーシングシューズだ。2層構造のLIGHTSTRIKE PROにENERGYRODS 2.0を挟み込んだ軽量ながら反発感を生んでいる。前モデルは前足部中心だったこのENERGYRODSが単一構造の足全体を網羅するデザインへ変更され、より着地から蹴り出しまでをスムーズにし、反発推進力を得られるようになった。
またLIGHTSTRIKE PROを2層構造にすることにより軽量を保ちながら、ハーフからフルマラソンまでの長距離走に対応するクッション性、反発性、弾力性に優れたこの素材の力を十分に発揮してくれる。
まさにadidasが持つ最高技術が詰め込まれたスピードを求めるランナーに応じる一足だと言える。
レーシングシューズはこれでおしまい。でもアディダスにはADIZERO ADIOS PRO EVO1という狂気のレーシングシューズもあるんだ。ぜひ興味があれば見てみてね。
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