アディダス(adidas)は少し前まで匠(TAKUMI) シリーズで箱根路からフルマラソンまでを席巻していましたが、厚底ブームによって一時人気が廃れてしまった印象があります。ただ、そこからの巻き返しも見事でした。最近では8万円シューズでもランニング界隈を賑わせていましたが、他のADIZEROシリーズは着実に進化しています。カーボンプレートが5本骨仕様なのも特徴的ですね。そんなadidasから今回は日々のジョグやトレーニングにおすすめシューズをピックアップしていきたいと思います。
レーシングモデルのおすすめはこちら↓
ADIZERO SL2 Running(アディゼロSL2)
デイリージョグやビギナーランナーのレースシューズにおすすめの1足です。
圧倒的な軽量さを誇るLIGHTSTRIKE PROをミッドソールに採用し適度な反発とクッショニングを味わうことができる1足。エンジニアードメッシュアッパーで通気性もよく、日々のトレーニングにぴったりです。ちなみにSLとはSuperLightの略で1972年に誕生したSL72というシューズが原点だそう。当時では最先端だったナイロンアッパーやEVAミッドソールの技術が取り入れられたスーパーシューズが今も受け継がれている。
スペック:重量 メンズ232g(27cm)/レディース200g(24cm) ドロップ10mm
ADIZERO JAPAN8(アディゼロジャパン8)
続いてもデイリージョグやビギナーランナーのレースシューズにおすすめの1足だよ。
通気性が進化した軽量メッシュアッパー。ミッドソールはヒールと中足部にとびきり軽いLIGHTSTRIKE2.0と前足部にLIGHTSTRIKE PROを組み合わせた豪華仕様。このコンビネーションで着地のクッション性とダイナミックなバネのように弾む感覚が得られる。
またENERGYTORSION ROD2.0をミッドソールに搭載し、この中足部から前足部をつなぐロッドによって弾むような蹴り出しをかなえてくれる。このミッドソールとロッドによってレースペースのスピード練習や実際のレース、またはロングジョグにも使用することができるハイブリッドシューズになっている。
スペック:重量 メンズ207g(27cm)/レディース185g(24cm) ドロップ メンズ9mm/レディース8mm
ADIZERO BOSTON 12(アディゼロボストン12)
続いてはレース本番にも使用できるハイスペック厚底シューズだ!
ミッドソールには軽量さが驚異的なLIGHTSTRIKE PROをフルレングスで採用し、それをクッション性に優れたLIGHTSTRIKE2.0で、こちらもフルレングスで補っている。またその2層の間に挟まっているのがENERGYRODS 2.0だ。これはレースモデルのADIOS PRO3で採用されている5本骨バー形状のカーボンをグラスファイバーに素材変更したもの。それを前モデルのBOSTON11では前足部のみだったものをフルレングスに変更し、より反発力や推進力に優れたモデルへと進化させた。またグラスファイバーに変更することで安定性も増したのこと。
レースモデルで味わうことのできる反発力や推進力をLIGHTSTRIKE PROや ENERGYRODS 2.0で作り出しながら、LIGHTSTRIKE 2.0でクッション性を強化しているのでレースはもちろん、日々のトレーニングにも使用できるマルチシューズだと言える。
スペック:重量 メンズ267g(27cm)/レディース227g(24cm) ドロップ メンズ7mm/レディース8.5mm
ULTRA BOOST5(ウルトラブースト5)
各社のミッドソール再開発全盛期時代にadidasが抜きん出た一つにこのBOOSTフォームがある。弾力性・伸縮性の高いTPU(熱可塑性ポリウレタン)素材から生み出されたBOOST(ブースト)は革新的なクッション技術でミッドソールに採用された。当時の記録を多く作ってきたこのBOOSTは脈々と受け継がれており、そのひとつがこのシューズだ。
BOOST素材によってもたらされるクッション性と反発性で日々のトレーニングをより快適にしてくれること間違いなし。ヒールサポートやPRIMEKNITアッパーで優れたフィット感・サポートも得られるのでジョグの定番にしていきたいと思える一足だと言える。
スペック:重量 メンズ292g(27cm)/レディース244g(24cm) ドロップ メンズ10mm/レディース10mm
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