アボット・ワールドマラソンメジャーズ(AbbottWMM)って知ってますか?世界の6大マラソンで構成され、そのすべてを走破するとSix Star Finisherとして完走証とメダルがもらえます!!かっこいい!!
夢がある!いつか走ってみたいレースばっかりだよね。
そんなランナーの夢であるアボットWMM、どうやったら走れるのか?エントリー方法と難易度について、調べてみました〜。
東京マラソン
毎年3月第1週の日曜日に開催されます!
①一般エントリー
大多数の人はココが目標になるかと思います。ルートは計3つですが、東京都民以外は2つです!
1)ONE TOKYO メンバー3回連続落選メンバー
まず、ONE TOKYO メンバー会員登録は必須。通常会員は年会費無料なので、必ず登録しましょう。会員が3回連続落選した場合は、ここからプラスチャンスが得られます!倍率は不明ですが、通常よりは高いみたい。
2)都民エントリー
東京都民はここからチャンスが得られます。倍率は約30倍と非常に高いですが、他府県民には得られないボーナスチャンス。
3)一般エントリー
東京都民以外には、1)とあわせてココがチャンス。倍率は約10倍と高いですが、祈るのみです。
②ONE TOKYO プレミアムメンバーエントリー
年会費5500円のプレミアムメンバーになるとエントリー可能です。倍率は約8-9倍と簡単ではないですが、一般エントリーとダブル申し込み可能なので、チャンスを拡大することができます。
③RUN as ONE エントリー
Run as ONE にも準エリートに加えて一般枠があります。非常にハードルの高い準エリート枠に比べて一般枠では、提携大会で好成績を記録したランナーから抽選でエントリー枠が与えられるようです!(男性なら)サブスリー・サブエガ前後のランナーも、エントリーできる可能性がありますので、必見ですね。
ちなみ提携大会はこちらでチェックしてください!
④寄付金/チャリティランナーエントリー
指定のチャリティ団体へ寄付をしてエントリー枠をゲットすることができます。団体によって寄付基準はいろいろですが、最低寄付額は10万円ですが、人数が多い場合は寄付タイミングor寄付額でランナー枠が選定されるようでう!うわさでは、当選額は11-13万とか…。個人or法人や、寄付先によって寄付金控除の対象になるかどうかも違うみたいなので、考えている人はチェックです!
ちなみに、高いと感じる寄付額も世界的に見ればかなりリーズナブル。ボストンマラソンの最低寄付額は50万円を超えてるそうです!
アボットのなかで最も近いのになかなか当たらない…狭き門の東京マラソンです。毎年余すところなくエントリーして、いつか走れるといいな〜!
ボストンマラソン
世界で最も長い歴史をもつ大会です。初めて女子や車椅子ランナーの参加を認めた大会としても有名で、毎年4月の第3月曜日に開催されます!エントリー難易度は…意外と低いみたいですよ☺
エントリーには最低基準タイムが設けられています。エントリー数が多いと速い順からqualifyされるので、基準より速い必要があります。2025年は、6分50秒速い必要があったみたい!
対象は屋外のフルマラソンで、AIMSや陸連公認レースです。日本のAIMS公認はこちら。エントリー費は250ドルと、円安の今は特にちょっと高めですが…歴史あるレースで、他のアボットと比べると比較的走れるチャンスも大きいと思います!いつか走ってみたいですね。
シカゴマラソン
毎年10月の第2日曜日に開催されます。平坦な高速コースで世界記録もたくさん出てますね。4万人と東京マラソンより多い人数が走るマンモス大会に出るのは…、意外と難しくなさそうです!
①確約エントリー枠
1)設定基準タイムを下回ったランナー
基準タイムを下回ったランナーは皆、エントリーが確約されるみたいです!だいたいボストンマラソンと同じくらいの基準タイム。上位何%くらいなのかな?
2)その他
過去5回以上走った人、関連大会走った人などに加えて、エリートランナー枠もあります。男性2:25以内、女性2:45以内等を満たせばエントリーが割引で走れるみたいですよ〜!
②抽選
はい、シカゴは抽選枠もちゃんとあります!倍率は2倍と非常に低く、こちらもエントリーしやすいです!
エントリー費はアメリカ国民以外で255ドル。ボストンと同じくらいで高いけれど、比較的エントリーしやすいので、アボットコンプリートのスタートダッシュにいいかもです。
ニューヨークシティマラソン
毎年11月第1日曜日に開催されます。ニューヨーク5区すべてを走りマンハッタンでゴールする、高低差はあるものの、とても華やかで人気があるレースです!
①確約エントリー枠
様々なメンバーシップ枠やツアー確約枠、チャリティ枠など色々あります。日本から行くなら、現実的なのは基準タイムで設定された枠かツアー枠ですね!
ボストン、シカゴと比べると少し厳し目でしょうか?
②抽選枠
抽選枠の倍率は6倍と、他のアメリカのマラソンと比べると高めです。
エントリー費も非メンバーだと315ドルと高め。やはり人気レースですね。サブエガのエリートランナーであれば走れることが確約される大会なので、ぜひ目標にしましょう!
ベルリンマラソン
ドイツはベルリン、毎年9月の最終日曜日に開催されます。平坦でタイムの出やすいコース、世界記録が10回以上も出てきたことでも知られています!キプチョゲが2時間1分39秒を記録したのも、ベルリンでした。
①確約エントリー枠
ツアー枠、チャリティ枠、そして基準タイムでの保証枠があります。チャリティは50-60万円が相場のようでハードル高め…できたらタイム枠を狙いたいですね。
- Male Runners up to 44 years (born 2007 to 1981): under 2:45 hours
Runners up to 59 years (born 1980 to 1966): under 2:55 hours
Runners 60 years and older (born 1965 and older): under 3:25 hours - Female Runners up to 44 years (born 2007 to 1981) under: 3:10 hours
Female runners up to 59 years (born 1980 to 1966): under 3:30 hours
Female runners over 60 years (born 1965 and older): under 4:20 hours
②抽選
倍率は約3倍と言われており、比較的あたりやすそうですね。ハードルが高そうな高速レースですが、以外と走るチャンスがありそう!
ちなみにエントリー費は200ユーロと、アメリカと同じくらいです。世界屈指のコースをぜひ体験してみたいですね〜!
ロンドンマラソン
4月第3日曜日、グリニッジパークからロンドン塔、バッキンガム宮殿など名所を巡る人気コースです!が、非常にエントリーが困難。これまで紹介したレースのなかで最も難しいかもしれません…。
①標準タイム枠
これだけみると行けそうでしょ?問題は、この枠が英国民にのみopenなことです。我々日本人市民ランナーはいくら速くとも、この枠で確約ゲット!することはできません。
②抽選枠
抽選枠のハードルが非常に高いのです。倍率は約30倍と東京より高いため、とにかく根気が試されます…。
③寄付枠
定められた団体申し込んで認定を受けたうえで、非常に高価な寄付金額が必要です(2000ポンド以上とか)…ちょっとさすがにしんどい。東京マラソンが可愛く思えますよね、ほんと。
いずれも厳しいロンドンマラソン。一番可能性が高いのは、ツアー枠でしょう!これもなかなか高額ですが、Six Starがあと1つでロンドンが…とかになったら、ありかもしれません。
こうしてみてみると、エントリー難易度は簡単順に、
シカゴ→ボストン→ベルリン→ニューヨーク→東京→ロンドン
だと思われます!こうしてみると東京が如何に難しいか…。海外から始めるのもありかもですね!
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